徒然のおはなし

持て余す日々

今でこそ、彼女と身も心も安定したお付き合いをしていますが、中学生の頃、思春期を迎えた私は、人生で初めて迎えた欲情に、自分...
東京の恋

筆による快感

「筆」と聞いて、どんなイメージを持つでしょうか。多くの人は、まず習字を思い浮かべるかもしれません。けれど私は、ふと考えま...
東京の恋

一緒に眠れるしあわせ

今年(2025年)も、残すところわずかとなりました。皆さんにとって、どんな一年だったでしょうか。ふたりで夜空を見上げる私...
東京の恋

ちょうどいい頻度

私たちのデートは、決まって平日の午後、毎回、同じ駅で待ち合わせます。そして、同じホテルへ同じ道を通って向かいます。平日の...
東京の恋

BGMが無くなった

以前、「BGM」という記事を書きました。ある時を境にして、彼女の役割になったBGMのセット。残念なことに今はBGMは無く...
東京の恋

先輩カップル②~触れ合える今を、この時を

言葉はいらない部屋に入ると、私たちは自然と向き合っていました。特別なことをしなくても、同じ空間にいるだけで心がほどけてい...
東京の恋

先輩カップル

私たちは、いつものように並んで歩きながら、ラブホテルへ向かっていました。特別な会話があるわけでもなく、ただ自然に足がそち...
徒然のおはなし

たかが真珠、されど真珠

今から50年ほど前のことです。当時、エロ本は自動販売機でも売られていました。大学生だった私は、早朝、人目につかないように...
徒然のおはなし

Mr.サマータイム

"ミスター・サマータイム さがさないで あの頃の私を""あの夏の日 つぐなえる 何かが欲しい 待ち伏せた 誘惑に 誘われ...
東京の恋

抱擁

私たちのデートには、ひとつの小さなルーチンがあります。部屋に入り、扉が静かに閉まった瞬間——ふたりは言葉より先に、そっと...